歯周内科治療
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歯周病を内服薬を用いて治療します
歯周内科治療とは、歯周病の原因となっている細菌の種類を特定し、薬剤を使う内科的な治療方法です。当院では、歯周病治療をスムーズに進めるため、位相差顕微鏡を導入し口内細菌を調べています。目視よりずっと精密な診査診断をしていることが、当院の強みです。
位相差顕微鏡による検査が必要なのは、主に重度の歯周病を患っている患者さまです。患者さまの歯に付着した汚れを少量採取して、歯周病の細菌の種類やどのくらい活性化しているのかを、顕微鏡で観察します。
口内環境を整えることを目的に
歯周病の原因となっている細菌の種類が判明したら、その種類に合わせて薬剤を処方し、患者さまに服用してもらいます。同時に、毎日の歯磨きや歯科衛生士による歯石の除去を進めることで、口内細菌の数を減らしていきましょう。
内服薬による治療は、歯周病菌の活動を抑えて病気の進行を食い止めることが目的です。歯周病が進行して骨の吸収が始まってしまったら、治療を受けても元の骨量にはほとんど戻りません。歯周病が骨に及ぶ前に止めることが大切です。そのため、精密な検査と薬による治療で、口内環境を整えることを目指します。
また、位相差顕微鏡で細菌の数を観察することで、患者さまの取り組みの成果が目に見えるようになります。将来に向けて多くの歯を残したい方にも、位相差顕微鏡を用いた歯周病検査・治療は適しています。