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お口の機能性に配慮した仕上がり
咬み合わせがズレていると聞いても「食べ物が咬みにくい」くらいしか思い浮かばないかもしれません。しかし、実際には顎の骨や歯の根に大きな負担をかけており、歯が割れてしまったり、顎関節症でお口を開けにくくなったりと、さまざまなトラブルの元になります。
当院では、患者さまの咬み合わせのバランスをコンピューターで計測・解析できる機械を導入しています。この機械を用いてつめ物・かぶせ物、ブリッジ、入れ歯、インプラント、歯列矯正など各種治療を行うことで、よりお口の機能性に配慮した仕上がりを目指せるようになりました。
例えば、歯科においてニーズの多い虫歯治療で、咬み合わせに配慮せずに歯を削ってつめることを繰り返していると、段々とお口全体のバランスが崩れていくことをご存知でしょうか。少しずつの積み重ねによって、原因不明の歯の痛みに悩まされたり、きちんと歯を磨いているのに歯周病の悪化が食い止められなかったりというケースも多々あります。
また、食いしばりが強いと、顎関節を痛めたり、歯に力がかかりすぎて破折してしまったりというリスクが考えられます。その場合、マウスピースを使っていただき、歯への負担を軽くするという治療が一般的です。しかし、中にはマウスピースを入れられない方もいらっしゃいます。そこで当院では、ボツリヌス菌を咬筋の2ヶ所に注射するという治療の選択肢をご用意しました。こわばりがちな咬筋の動きを弱くすることで、食いしばりを緩和します。
ご家族に歯ぎしりを指摘された方も、その原因は咬み合わせかもしれません。まずは一度、当院で咬み合わせのバランスをチェックしてみてください。