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お子さまが将来歯に関することで困らない為に
小児歯科の目的は、お子さまが将来歯に関することで困らない口内環境を作ることです。成長過程で、歯並びや咬み合わせ、その他お口の機能に異常が出ないように管理し、発育のサポートをすることを「咬合育成療法」といいます。
咬合育成療法では、歯並びの見かけだけを整えるのではなく、歯を中心とした咬む機能、顎顔面の形、咬み合わせ、発音、食生活を含めた生活習慣などにも着目します。「3歳まで虫歯を作らずに過ごさせること」と「10歳までに正しい咬み合わせを作ること」が、小児歯科のテーマです。
何歳からでもご相談ください
3歳まで虫歯がないまま育ったお子さまは、その後の成長過程でも永久歯になってからも、虫歯になりにくいと考えています。また、咬み合わせが正しければ、その後「矯正治療を受けよう」という場合にも抜歯する必要がほとんどなくなります。よく咬めることでお口元の筋肉も鍛えられるので、関連するメリットの多いテーマです。
基本的に何歳からでも咬合育成を開始できますが、なるべく早いタイミングから成長に合わせて計画的に進めていくことをご案内しています。指しゃぶりや舌で歯を押すなど、歯並びに悪影響となる癖を取り除き、生活習慣による歯並びの乱れが起きないようにしましょう。
永久歯が生える場所を作ることが大切
なお、だいたい7歳前後から9歳の乳歯から永久歯へ生え変わる時期に、顎の発達を促す小児矯正を受けておくことがよいでしょう。顎を広げて永久歯が整列するスペースを作ることで、将来的に成人矯正を受ける必要が出た場合にも抜歯する可能性が低くなります。さらに、大人になってから初めて矯正するよりも、期間や費用を抑えることにつながります。
また、お子さまが楽しく歯科へ通う助けとなるよう、キッズスペースもご用意しました。ジャングルジムのような構造で、アニメを視聴することができます。診療前の緊張をほぐすため、ごきょうだいの診療を待つ間にもご利用ください。
※2021年7月現在、新型コロナウィルス感染拡大防止のため、キッズスペースは利用を停止しております。